2018年11月02日

寂しさと作業興奮 『一〇一歳の習慣 いつまでも健やかでいたいあなたに、覚えておいてほしいこと』

こちらは以前別の記事でご紹介した精神科医の高橋幸枝先生の
2018年2月に出版された最新作です。
お元気なご様子で本当に何よりです。

この著書では「寂しさと向き合うこと」への処方がいくつも出てきます。
皆、普通の生活の中で取り入れることができるものです。
そして一人暮らしを続けるにあたって、身体の変化と向き合いながら
どのように充実した時間をすごすか、具体的な方法が紹介されています。

また人間はともすれば怠惰な方向に流れやすいものですが
そうした悪循環にはまってしまった時に抜け出す
「作業興奮」の活用方法も教えてくださいます。

脳科学の仕組みを上手に生活に取り入れて
名前の通りいつも幸せな枝を広げられているのだなぁと思います。

一〇一歳の習慣 いつまでも健やかでいたいあなたに、覚えておいてほしいこと
高橋幸枝 (著)
出版社: 飛鳥新社
ISBN-10: 9784864105958
ISBN-13: 978-4864105958
posted by 長原博子 at 22:04| 療養と本・映画

2018年10月24日

死生観を軸にした生活術 『自分をいたわる暮らしごと』 

日々の衣食住・ライフスタイルに関する本が最近多いですが
その中で自分と同様の「死生観」を感じることができると
何か心に響くものが多い気がします。

有限の時間の中で何をどう取捨選択するか、
その意識を形作られた人生のこれまでの出来事も
丁寧に綴られていて深く共感することが多くありました。

悩み、ストレス、年齢を重ねること
環境が変化することなどへの対処も
参考になることや勇気づけられる言葉が
随所に散りばめられています。

晩年という言葉はまだまだ関係ないと思いつつも
他人事ではなくなってきた世代にとって
心強さを与えてくれる本だと思います。

自分をいたわる暮らしごと
出版社: 主婦と生活社
結城 アンナ (著)
ISBN-10: 9784391150605
ISBN-13: 978-4391150605
posted by 長原博子 at 13:06| 療養と本・映画

2018年09月05日

カウンセリング曜日の追加 金曜日も承ります

残暑お見舞い申し上げます。

まだまだ酷暑の名残が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
あっという間に9月になり、2018年もあと4か月で終わりを告げます。

さて、これまでカウセリング曜日は水・土・日の3日間でしたが
これから金曜日も可能となります。
何かのお手伝いができましたら幸いです。

今後とも宜しくお願いします。
長原博子
posted by 長原博子 at 11:47| お知らせ

2018年06月24日

容認の徳 『新島八重 武家の女はまつげを濡らさない』 

数年前に大河ドラマ『八重の桜』の主人公にもなった新島八重(同志社大学創始者の新島襄の妻)の人生を綴った作品です。何人分かの一生を凝縮したような濃くて深い瞬間を重ね続けた方だったことが丹念に記されています。その中には新島襄の晩年の闘病を必死で支えた妻の姿もありました。

大切な家族が重い病気に罹って治療法がないと言われたら、何とかして状況を改善できないものかとがむしゃらに動いてしまうものだと思います。良かれと思ってつい過度に本人の行動を制限することも愛情から生まれる行動の一つではないでしょうか。不安と愛情が交互に行き交う不安定な心の中では患者の気持ちを推し量ることより、自分の不安を解消させることについ目が向きがちです。そんな妻に対して新島襄が「容認の徳」について語ったそうです。

互いの違いを認め、受け入れること、それはとても難しいことだと思います。私自身、姉が癌だと告知された時は片っ端から情報を集め、何を食べる、何を飲む、そうした日々の生活の中で取り入れたらよいとされていることをいろいろ勧めました。「癌に効く」と言われるような民間療法や健康食品などは患者本人や家族にしてみれば希望の綱とも思え、それにすがれば不安が打ち消されるような錯覚に陥ってしまいます。ただこれらは大変高額であることも多く、姉から「経済的にもずっと続けられることをやりたい」とある話を断られた時に「本人の気持ちが平安であること、納得できることが一番だ」という起点に戻ることができました。療養はある一点だけに全力投球すればよいのではなく、今日も明日も明後日も・・・と毎日続けることに大きな意味があります。

こちらの書籍の中の容認の徳についての箇所を読んだ時、その頃のやり取りや自分の中の焦燥感の変化について鮮やかに思い出しました。本人が納得することを尊重することは時に大きな勇気を必要としますが、全面的に相手を信頼し、そこで本人が出した決断を全面的にサポートする姿勢があれば家族の心の平安は生まれてくるのだと思います。落ち着きを取り戻すことができれば、次のプランを探して実行する余裕すら生まれます。幸いなことに姉はお陰様で快復し、そこで探し求めた生活習慣や食養生は今も無理なく続けられています。

治療・療養方針などで意見が対立し、家庭がまとまらず人間関係にひびが入りそうな方・家族のためにもお勧めします。もちろん病気以外の災難や苦境に対しての生き様も素晴らしく勇気づけられるものがあります。ぜひご一読ください。手を抜かず生き抜くことの大切さが心に響きます。

新島八重 武家の女はまつげを濡らさない
石川 真理子 (著)
出版社: PHP研究所
ISBN-10: 4569808042
ISBN-13: 978-4569808048
posted by 長原博子 at 08:27| 療養と本・映画

2018年05月16日

あとみよそわか みずみずしい心 『きのう、きょう、あした。』

私のHPでご紹介したことのあるドキュメンタリー映画、『人生フルーツ』のご夫婦のその後を綴った作品です。ご主人が亡くなられた後、大切なパートナーを失った奥様の大きな悲しみと気づき、そして再生の過程が四季を追って紹介されています。大事な人がいなくなることの喪失感から抜け出て改めて生活を立て直すのにはどんなことが必要だったでしょうか。時間を大事に過ごすことの意味を改めて考えさせられます。理由は何であれ、空虚な毎日から抜け出すきっかけを探している方がいらっしゃればぜひお読みになってみてください。

建築家だったご主人が79歳の年に訪れた明治村で幸田露伴の書斎で見つけた言葉が紹介されていました。「あとみよそわか」です。何事も終えた後にもう一度仕上がりを確認するように促す意味があります。人生の晩年になってもみずみずしい学びの心で物事に向き合う姿勢にしみじみと感動しました。自分はその年代まで生きられたとして、改めて何か心に響いたことを人生に取り入れていく謙虚さを保てるだろうかと振り返りました。読み終えた日、適当に物事を終わらせようという雑な心が生まれた時に早速「あとみよそわか」を唱えてみました。「お天道様が見ている」に匹敵する力があると感じました。パワフルワードです。

最近はものを粗末に扱わないことがテーマの本が多いですが、この書籍では「自分のいのち」「自分の時間」を粗末に扱わないために何をすべきか、何ができるのか、様々なヒントが得られます。

きのう、きょう、あした。
つばた 英子 (著), つばた しゅういち (著)
出版社: 主婦と生活社
ISBN-10: 4391149761
ISBN-13: 978-4391149760
posted by 長原博子 at 23:56| 療養と本・映画

2018年05月02日

壮大な人生を前に 『小さなことの積み重ね 98歳現役医師の“元気に長生き"の秘訣』』 『100歳の精神科医が見つけた こころの匙加減 』

年齢を重ねていく毎に、憧れのロールモデルが存在することの意義をひしひしと感じます。ただ何となく過ごしていく中に「目標」や「理想形」がないとどんどん自堕落で安易な方向に流れてしまう気がします。そしていざ「こんな人になりたい」と思える方が何百年も前の人ではなく、今自分と同じ時代を生きる人であることはとてつもなく幸せなことではないかと思うのです。いかに若く見せるか、どうやって老いに抵抗するかに必死になるのではなく、流れゆく時を人としての厚みに変えられたらどれほど素敵なことかと思います。

こちらの著者は何と100歳をすぎても現役医師として活躍し、職業もタイピスト→秘書→勤務医→開業医→医療法人理事長と大変稀有な人生を歩まれています。人としてどう生きるのか、生活者としても参考になること、励みになることがたくさん盛り込まれた内容です。ぜひ手に取って時代を生き抜くパワーを感じてください。師匠と仰ぎたい女性です。

小さなことの積み重ね 98歳現役医師の“元気に長生き"の秘訣
高橋 幸枝 (著)
出版社: マガジンハウス (2015/9/10)
ISBN-10: 4838727925
ISBN-13: 978-4838727926

100歳の精神科医が見つけた こころの匙加減
高橋 幸枝 (著)
出版社: 飛鳥新社 (2016/9/8)
ISBN-10: 486410512X
ISBN-13: 978-4864105125
posted by 長原博子 at 23:12| 療養と本・映画

2018年04月01日

諦めないこと 『幸せをはこぶ天使のパン』 

ITが進んだ世の中で何らかの病気を宣告されることは情報戦との付き合い方にいきなり翻弄されることになることが多いと思います。単に主治医から聞かされる話だけでなく、ネットでいろんな情報に接して一喜一憂したり、気持ちが落ち込む一方になったり、知らぬが仏でいる方がよいことさえあります。それは本人だけでなく家族も同じだと思います。玉石混交の余計な情報によって生きる力を削がれてしまうことさえあります。そうかと言って、目の前の医療以外の選択肢に目を背けることもできない世の中になりました。自分や家族の命の底力を信じて力強くありたいと思う時、どうしていけばよいでしょうか。

こちらの本ではレース中の落車事故で首から下が四肢麻痺になってしまった競輪選手のご主人の回復を奥様が強い意志と深い愛情で支え続けパン屋さんを開業する道のりが紹介されています。奇跡の回復を遂げていく中に訪れる様々な困難やご夫妻で共に乗り越えていくプロセスが包み隠さず綴られています。単に身体的なことだけではなく心の状態、暮らしには欠かせない金銭の問題、そうした繊細なことも含めて。それらは自分たちが当事者になった時、周囲の人に相談したいけれども一番聞きづらいことだと思います。

こちらのご家族は闘病の先に生活者としての自活を目指して奮闘し、ご主人はキャリア転向を計って世間や医学の常識がどんどん覆されていきます。諦めない強さと生き抜くしなやかさを豊かな実りに変えていくお話です。パン屋さんは大人気で現在14年待ちとのこと。パンをいただけるのは随分先のお話のようですが、この書籍自体がすぐに私たちの血となり肉となることは間違いないと思います。

幸せをはこぶ天使のパン
宇佐美 総子 (著)
出版社: 主婦と生活社
ISBN-10: 4391138689
ISBN-13: 978-4391138689
posted by 長原博子 at 16:34| 療養と本・映画

2018年02月11日

大事なお知らせ セッションメニューの変更

クライアントの皆さま
お元気でお過ごしでしょうか。
2018年2月11日からメニューを更に充実させて一新いたしましたのでご報告いたします。詳細は別ページでご参照ください。

@メニューの内容を1種類にしました。
タロット、数秘術、チャネリング、レイキを組み合わせた内容となりました。
今回のメニューでは前世対応は含みません。
前世のメニューが決まりましたら改めてお知らせします。

A時間を2種類に分けました。
3時間と4時間のいずれかです。

Bメールでまとめをお送りします。
これまで一部のメニューだけで行っていたまとめのメール送信ですが
今回のメニュー改訂に合わせてすべての方を対象といたします。
セッション当日にメールします。

今後とも宜しくお願いします。
長原博子
posted by 長原博子 at 14:23| お知らせ

2018年01月10日

山梨県富士吉田市 ふじやま温泉 町屋造りの純和風

2018年になりました。今年も皆さま健やかにお過ごしください。

今回ご紹介するのは富士山を休憩所から眺めることができる「ふじやま温泉」です。富士急ハイランドのすぐ隣の美肌の湯です。富士山のバナジウム水を館内で使用しているので食事もお水もおいしかったです。高濃度人工炭酸泉や麦飯石の岩盤浴もあります。ゆったりとスペースが整えられた和風露天風呂でのんびりできます。

特にこちらの温浴棟は釘を使わないで作り上げた見事な柱や梁が立派です。樹齢200年を超えた樹木も使用されています。ただお湯につかるだけでなく木材ならではのあたたかみや匠の技や和風建築のよさを堪能することができると思います。大変贅沢な満足感を得られる日帰り温泉です。

ふじやま温泉
山梨県富士吉田市新西原4丁目17-1
posted by 長原博子 at 11:06| 療養と温泉・岩盤浴・銭湯

2017年11月08日

東京都練馬区 豊島園 庭の湯 大人の空間

日本庭園の中に作られた湯処で入館は中学生以上となっています。水着着用のエリア、温浴エリア、岩盤浴などすべての場所で庭園風景がセットになっています。岩盤浴の場合は休憩コーナーからの眺めが素敵です。都内であることを忘れてしまいます。また岩盤浴では清掃管理が非常に徹底されています。静かに岩盤浴を楽しみたい場合はこちらの空間がよいと思います。

隣は遊園地のとしまえんですが庭のおかげで雰囲気が一変し、どこか温泉宿へ逗留した気分も少し味わえます。駅(西武池袋線豊島園駅/都営大江戸線豊島園駅)からも大変近く徒歩2分程度。お風呂を楽しんで若干けだるい状態でもあっという間に駅に到着できます。

通常は連日営業ですがメンテナンス作業で休館する時は数日お休みになるようですので公式HPをチェックしてからご訪問いただくのがよいと思います。ちなみに2017年11月6日(月)〜10日(金)はお休みです。

豊島園 庭の湯
東京都練馬区向山3-25-1
TEL.(03)3990-4126
10:00〜23:00(最終受付 22:00)
posted by 長原博子 at 10:34| 療養と温泉・岩盤浴・銭湯